エレベーターピット内への雨水の侵入の原因をサーモグラフィーで探していきます。
エレベータピット内へ雨水が侵入して水が溜まってしまったというお問い合わせを頂くことが多いセイルズです。
どこかに雨水の侵入してくる原因があるので水が溜まってしまうのはわかっているのですが、どこからなのか?原因は?というところまでなかなか行き着くことは難しいのが現状です。
地中の雨水が飽和して湧き出てくることも多々ありますのでそうなってくると原因の特定も修繕も難しくなってきますが、サーモグラフィーを使用した調査で雨水の侵入の原因に一歩地被くことができるかもしれません。
今回調査をさせて頂きましたエレベーターピットでは大雨の際にピット内に大量雨水が侵入してしまい原因の特定と雨水の侵入箇所の特定の調査をご依頼いただきました。


サーモグラフィー調査は温度差によって漏水箇所を突き止めていく調査になります。
ですから雨水の侵入が発生していない場合にはサーモグラフィー調査をしても反応が出ないことがあります。
サーモグラフィーでエレベーターピット内を確認していきます。
左側はどうでしょうか?

水がある部分は温度が低いですが壁には反応が出ておりません。

右側はどうでしょうか?
上の方から見ていきましょう。

あれ?下の方に反応が!!温度が低いぞ?

もう少し下がってみよう。

しっかりとした反応が出ておりました。
ここが雨水が一番多く浸透している箇所だということがわかります。

そしてここから雨漏りがどのようにして発生しているのかを調べていきます。
反応が出た箇所の位置を計り建物の外側に回ってみると・・・
ちょうどその位置が建物の形状が変わっている場所でした。


反応が出た場所では基礎にクラックが入っており、建物側には隙間が見られます。
おそらくここが原因かと思われるという調査結果になります。
しかし建物の廻りの基礎はぐるりと建物を囲っており、隣との境界もあり、エレベーターピットそばだけを修理したからといってこの雨水の侵入が止まる保証はありません。
ただ、実際雨漏りが発生しているという事、雨水が侵入している場所が一部特定できたことは今後の方向性を決めるうえで大きく前進したことになります。
今回はサーモグラフィー調査の流れをご説明させていただきました。
雨漏りの原因、発生場所をサーモグラフィー調査により特定して、今後の建物の維持管理、修繕をどのように行っていくのかをご検討するためにとても有効な調査になると思います。
雨漏りでお困りのお客様はぜひご相談ください。




