【プロが解説】塗床・防塵塗装の種類と選び方|工場や厨房に最適な床材とは?

「工場の床から砂埃が出て困っている」 「厨房の床を、掃除しやすく清潔に保ちたい」 「フォークリフトが走り回っても剥げない強い床にしたい」
そんなお悩みを解決するのが「塗床(ぬりゆか)」や「防塵(ぼうじん)塗装」です。
コンクリートの床を保護し、美観を整えるだけでなく、作業効率や衛生面にも大きく関わる重要なメンテナンスです。
今回は、代表的な塗床材の種類とその特徴について詳しく解説します。
目次
1. そもそも「塗床(ぬりゆか)」とは?
塗床とは、下地のコンクリートの上に合成樹脂などの材料を塗り重ね、床を保護する仕上げのことです。
主な目的は、「コンクリートの摩耗を防ぐ」「粉塵(ホコリ)の発生を抑える」「薬品や油に強くする」の3点です。
建物の用途に合わせて、大きく2つのタイプに分けられます。
無機系塗床: 駐車場や物流倉庫など、重い車両が走り回る強さが求められる場所に。
合成樹脂系塗床: 化学工場、厨房、クリーンルームなど、耐薬品性や清掃性(継ぎ目のなさ)が求められる場所に。
2. 代表的な合成樹脂系塗床の種類
現場の状況に合わせて、セイルズでは主に以下の3つのタイプをご提案しています。
① 防塵・エポキシ樹脂系(コストと性能のバランス)
最もポピュラーなタイプで、耐摩耗性や耐薬品性に優れています。
メリット: 光沢があり美しく、衝撃にも強い。
注意点: 紫外線に弱いため、屋外や強い蛍光灯の下では変色することがあります(表面に保護塗装をすることで対策可能です)。
② MMA樹脂系(スピード重視の現場に)
「工事で何日も現場を止めたくない」という場合に最適です。
メリット: 硬化が非常に速く、施工後1〜2時間で歩行可能。マイナス30℃の極低温下でも施工できるため、冷凍倉庫などにも使われます。
③ 水性硬質ウレタン樹脂系(過酷な環境に)
熱や衝撃、薬品に対して最強クラスの耐久性を持ちます。
メリット: 100℃〜200℃の熱に耐えるため、熱湯洗浄を行う厨房や化学工場に最適。臭いも少ないため、環境にも優しい塗料です。
3. 塗床を長持ちさせるポイント:厚みの違い
塗床には「薄膜(うすまき)」と「厚膜(あつまき)」があります。
薄膜型(ローラー仕上げ): 比較的安価で、防塵目的がメインの場合に適しています。
厚膜型(コテ仕上げ): 1mm以上の厚みを持たせることで、耐久性が格段にアップします。フォークリフトが走行する場所などは、厚膜型が推奨されます。
4. 施工後のメンテナンスを忘れずに
どんなに頑丈な塗床も、経年変化で汚れが付いたり、部分的に剥がれたりすることがあります。
剥がれた場所を放置すると、そこからコンクリートが削れ、修復に余計なコストがかかってしまいます。
「あれ、少し剥げてきたかな?」と思ったタイミングでの定期的な塗り替えが、結果として最も経済的です。
まとめ:床の悩みは「一社完結」のセイルズへ
塗床の選定は、現場の「温度」「使う薬品」「車両の重さ」など、多くの条件を考慮する必要があります。
足立区鹿浜のセイルズなら、外壁塗装だけでなく防水工事や塗床工事も自社職人による施工を行っています。
「どの塗料がいいかわからない」「予算内で収めたい」といったご相談も大歓迎です。お客様の現場に最適な最強の床をご提案いたします。
※この記事は、2026年3月25日の最新の塗材データに基づき作成されました。
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