塗装の前に!大切な「下地補修」

指で触るだけで、前回の塗装がボロボロ剥がれてくる……。あちこちヒビだらけで、壁の表面がガタガタしている……。
このような悪い状態の壁に塗料を塗っても、あっという間に取れてきてしまうのは当たり前のことです。
そこで、建物を塗装する前には、下地をキレイにし、塗料が付きやすくするための「下地補修工事」を必ず行う必要があります。
危険!!コンクリートの劣化は修繕しないと、重大事故の原因に!!

マンションなどのコンクリートで出来ている建物にとって、下地補修工事はさらに重要な意味を持ちます。それは
コンクリートが劣化してひび割れが発生すると、そこから雨が染み込み、内部の鉄筋が腐ってしまいます。すると、内側から破裂し、コンクリート片が落下したり、崩落したりしてしまいます。
高い建物からコンクリートの塊が落ちるということは、人命に関わる事態です。そのような重大な事故を未然に防ぐためにも、定期的にしっかりと下地補修工事を行い、建物の劣化を防ぐことが大切です。
こんな下地の劣化もキレイにします
クラック(ひび割れ)
クラック(ひび割れ)

崩落の危険も
コンクリートやモルタルが、外部からの熱や冷気、乾燥や湿気の影響で伸縮を繰り返したり、地震による揺れを受けると、ひび割れが発生することがあります。
亀裂から、雨水や炭酸ガスが入ると、中の鉄筋が錆びて腐食します。そのまま放置すると、建物が崩落する恐れも出てきます。
塗膜の浮き
塗膜の浮き

落下の危険が!
モルタルは、建物のちょっとした寸法の調整や、手摺壁の天端によく用いられています。経年変化により、躯体から分離してしまうと、その部分が浮いて見えます。
そのまま剥がれが進むと、モルタル片が落下する恐れがあり、大変危険です。
鉄筋爆裂
鉄筋爆裂

内部の鉄筋が露出
コンクリート内部の鉄筋は、腐食すると、最大2.5倍程度も体積が膨張します。その結果として、コンクリートを押し出して破裂してしまいます。
鉄筋爆裂が多ければ多いほど、躯体の内部がボロボロで危険な状態であることを示しています。当然、崩落の危険性もあります。
欠損
欠損

穴や欠けなど
外的要因(衝撃など)・内的要因(腐食など)によって、コンクリートに穴(ピンホール)が開いたり、欠けたりするといった、欠損が起きることがあります。
欠損部分は、水や炭酸ガスの進入経路になります。内部にダメージが及ぶ前に修復することが重要です。
酷い劣化もまずはご相談ください!
セイルズは、建物の構造や素材の特性を熟知した熟練の職人が、それぞれの症状に合った修復方法を行います。劣化が酷く、他社に断られた方も、ぜひご相談ください。

下地補修の工法
Uカット
クラックが大きい(1mm以上程度)場合に最適な工法です。まず、びび割れを、ダイヤモンドカッターなどで U字型にカッティングして形を整えます。その後、シーリング剤で密閉します。U字にカットすることで、ひび割れとシーリング剤の密着面積が大きくなり、再びひび割れが起こることを防ぐことができます。

マーキング
クラックの状態を調べ、印をつけます。

Uカット
ひび割れにカッターを当て、U字型にカッティングして形を整えます。

シーリング充填
カット時に俟った粉塵をよく取り除いてから、シーリング剤で埋めていきます。

補修完了
この上から樹脂モルタルで補修後、パターン付けをして廻りの壁と模様を合わせて完了になります。
フィーラー刷り込み
クラックが細く「ヘアークラック」と呼ばれる段階の場合は、この工法が最適です。特に、ヘアークラックの生じやすい、モルタル外壁の場合に多く使われる手法です。

マーキング
クラックの状態を確認し、マーキングをします。

フィーラー刷り込み
フィーラーを塗り込み、ひび割れを埋めていきます。フィーラーは最適な厚みで塗る必要があり、技術を要します。

補修完了
この上から外壁塗装を行うことで、見た目もキレイになります。
モルタル補修

モルタルが剥がれ、躯体が露出している場合は、モルタルを塗りなおして補修します。
モルタルが躯体から浮いている場合は、モルタルと躯体の間にエポキシ樹脂を注入し、密着させる工法を取ることもあります。モルタルの状態によって最適な工法をご提案いたします。
爆裂補修
鉄筋が爆裂によって露出してしまっている場合、鉄筋の錆を綺麗に取り除き、防錆処理を施してから中に埋め戻します。

鉄筋の防錆処理
劣化したコンクリートを取り除き、錆びている鉄筋を露出させます。鉄筋の錆を落とし、防錆処理を行います。

鉄筋のさび止め塗装
エポキシ樹脂モルタルや、ポリマーセメントを何層かに分けて塗り、鉄筋を埋め戻します。

補修完了
周囲の壁と比べても段差が無く、まっ平らになるまで埋め戻したら、修復完了です。
エポキシ樹脂注入
クラックを含む、穴(ピンホール)、欠けなどの欠損には、エポキシ樹脂注入が有効です。欠損部の形や状況によって、さまざまな注入方法があります。

エポキシ注入
表面の穴や欠け、ヒビには、エポキシを直接注入して修復を行います。

クラックの修復
クラックで欠損した部分にも、エポキシを充填して修復することができます。

エポキシ注入低圧
クラックが狭く、奥深い場合は、低圧法を使います。目に見えないひびの細部にいたるまで、エポキシを注入することができます。

ピン工法
外壁がタイル貼りの場合で、タイルが浮いてきてしまった場合は、エポキシを注入して再接着します。
既存塗膜浮き撤去
既存の塗装が浮いてきてしまっている場合は、除去した上で塗装することが大切です。浮いている塗装の上から新しく塗装をしても、すぐに剥がれてきてしまうからです。

塗膜の浮き
塗膜が浮いてくると、ボロボロになっていたり、膨れていたりといった異常が見て取れます。触るだけでポロポロ取れてしまうことも多いです。

古い塗膜の剥ぎ取り
マーキングを行い、劣化した塗膜を全て剥がしていきます。

除去完了
その後洗浄を行い、必要であれば、周囲の壁と合わせて修復を行います。
お客様の目に見えないところだからこそ…
下地補修工事は、お客様の目には見えない作業かも知れません。それでもセイルズは、下地処理に絶対に手を抜かないことをお約束します。それは、施工完了後も、塗装が長持ちするように、そして、安全のためでもあります。ただ塗るだけの外壁塗装ではなく、お客様に心の底からご満足いただける施工をいたします。


















