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外壁塗装の塗料選びで失敗しないための全知識。グレード・種類・メーカーをプロが徹底解説

外壁塗装を検討する際、多くの方が頭を悩ませるのが「どの塗料を選ぶべきか」という問題です。

塗料には膨大な種類があり、それぞれ耐用年数や特性が異なります。

ご自宅の立地条件、築年数、雨漏りの有無などによって最適な選択肢は変わるため、基本知識を抑えておくことが非常に重要です。

本記事では、後悔しない外壁塗装のために知っておきたい塗料のグレードや選び方のポイントをプロの視点で詳しくご紹介します。

 

1. 塗料の基本:油性・水性と「液型」の違い

まずは、塗料のベースとなる性質について理解しましょう。

油性塗料と水性塗料

  • 油性塗料(溶剤): シンナーで希釈するタイプです。密着性が高く、表面が強く硬い仕上がりになります。

  • 水性塗料: 水で希釈するタイプです。臭いが少なく環境に優しいのが特徴です。かつては油性の方が高耐久とされてきましたが、現在は技術向上により、耐久性の差はほとんどなくなっています。

1液型と2液型の違い

  • 1液型: 缶を開けてそのまま使用できる塗料です。安価で扱いやすく、ロスが少ないのがメリットです。

  • 2液型: 主剤と硬化剤を混ぜて使用します。1液型よりも耐久性や密着性が高く、特に鉄部の塗装などに推奨されます。

 

2. 仕上がりを左右する「艶(つや)」の選択

外壁の美観を決定するのが艶の有無です。「艶消し・3分艶・5分艶・7分艶・艶有り」の5段階から選ぶのが一般的です。

  • 艶有り: 表面が滑らかで汚れが付着しにくく、新築のような光沢が得られます。

  • 艶なし: マットで高級感のある、デザイン性の高い仕上がりになります。ただし、艶有りに比べると若干汚れが目立ちやすい傾向があります。

屋根塗装の場合は、太陽光を反射させる機能を高めるため、基本的には「艶有り」を選択します。

 

3. 上塗り塗料のグレード(ランク)別・期待耐用年数

塗料のグレードは、主成分である「樹脂」によって決まります。耐久性が高いほど、1回あたりのコストも上がります。

グレード期待耐用年数特徴
アクリル5年前後安価だが耐久性が低く、現在の外壁塗装では主流ではありません。
ウレタン8年前後密着性に優れ、木部や鉄部との相性が良いコストパフォーマンス重視の塗料です。
シリコン10年前後現在の主流です。価格と性能のバランスが良く、約8割のお客様が選択されます。
ラジカル15年前後シリコンとほぼ同等の価格で、より高い耐久性を発揮する現在一番人気のグレードです。
フッ素20年前後非常に高耐久で、商業施設や塩害地域、長期維持を目的とした住宅に選ばれます。
無機25年前後ガラスなどの無機物を配合した最上位クラス。価格は高いですが、圧倒的な耐候性を誇ります。

 

4. 特定の悩みを解決する「機能性塗料」

建物の状況や目的に合わせて、以下のような特殊な機能を持つ塗料を選ぶことも可能です。

  • 遮熱・断熱塗料: 太陽光を反射して室温上昇を抑えたり(遮熱)、熱の伝導を抑えて冬の寒さ対策(断熱)を行ったりします。自治体の助成金対象になる場合もあります。

  • 光触媒塗料: 太陽光で汚れを分解し、雨で洗い流すセルフクリーニング機能を持っています。

  • 弾性塗料: ゴムのように伸びる性質があり、モルタル壁などのひび割れ追随性に優れています。

  • クリヤー塗装: 透明な塗料で、現在の外壁のデザインや色をそのまま活かしたい場合に適しています。

 

5. 失敗しない塗料メーカーの選び方

塗料の種類が決まったら、次はメーカーの選択です。大きく分けて2つのカテゴリーがあります。

  • 大手3大メーカー(日本ペイント・SK化研・関西ペイント): 圧倒的な実績と安心感があり、官公庁の工事でも指定される信頼のブランドです。

  • 新規参入メーカー(アステックペイント・プレマテックス等): 高耐久塗料に特化し、コストパフォーマンスを武器に市場を拡大しています。大手より安価に同グレードの施工ができる場合があります。

どちらが優れているかというよりも、メーカーの実績に安心感を求めるか、最新のコストパフォーマンスを求めるかという視点で選ぶのが良いでしょう。

 

6. 「期待耐用年数」に関する重要な注意点

ここで一点、ご注意いただきたいことがあります。

メーカーが発表している「期待耐用年数」は、あくまで試験機によるシミュレーション結果です。

実際の耐久性は、地域の気候、日当たり、建物の構造、そして職人の施工技術によって大きく左右されます。

また、「塗料が20年持つ=20年間何もしなくて良い」という意味ではありません。

下地のひび割れやシーリング(目地)の劣化は塗料の寿命より早く訪れることが多いため、10年から15年ごとの定期的な点検が家を長持ちさせる鍵となります。

 

まとめ:最適な塗料選びのために

塗料の種類やメーカーは無数にあり、すべてを把握するのは容易ではありません。

大切なのは、まず「次の塗装まで何年持たせたいか(グレード)」と「今の悩み(機能性)」を整理することです。

その上で、信頼できる施工店に現状を診断してもらい、複数の提案を比較検討しましょう。

セイルズでは、お客様の建物の状況に合わせた最適なプランを正直にご提案させていただきます。

まずは、今の建物の状態を知ることから始めてみませんか。

 

 

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