外壁に黒い線が出る原因とは?シーリングのブリード現象と正しい対処法
2026.02.16
外壁塗装をした直後はきれいだったのに、
いつの間にか外壁に黒い縦筋が出てきた…
そんな経験はありませんか?
それは「ブリード現象」が原因かもしれません。

ブリード現象とは?
ブリード現象とは、外壁の目地やサッシ周りに使用されているシーリング(コーキング)材に含まれる「可塑剤(かそざい)」が、時間の経過とともに表面へにじみ出てしまう現象です。
にじみ出た可塑剤が塗膜と反応し、そこにホコリや排気ガスなどの汚れが付着することで、黒ずみやベタつきが発生します。
特に施工後1~2年ほどで目立ち始めるケースが多く、
・目地部分に沿って黒い線が出る
・サッシ周りが黒くにじむ
・触るとベタつく
といった症状が見られます。
せっかくの外壁塗装が、見た目の汚れによって台無しになってしまうのは非常に残念なことです。
可塑剤とは?
可塑剤とは、シーリング材に柔軟性・伸縮性を持たせるための成分です。
シーリングはゴムのように弾力があり、建物の動きに追従してひび割れを防ぎます。その柔らかさを生み出しているのが、この可塑剤です。
かつては、
・安価
・施工しやすい
・耐久性がある
という理由から、可塑剤入りシーリングが広く使用されてきました。
しかし、ブリードによる汚染リスクが問題視され、現在では**可塑剤を含まない「ノンブリード(コンプリートタイプ)」**が主流になっています。
とはいえ、コストを抑えるために可塑剤入りを使用するケースや、ブリードの知識が不足している施工も、いまだに存在しているのが現実です。

すでにブリードが発生している場合
注意が必要なのは、すでにブリードしている上からシーリングを打ち増しすると、再び可塑剤が表面まで浸透してくる可能性があることです。
対策としては、
・ノンタックプライマーを塗布して浸透を抑える方法
・ブリードしているシーリングを撤去する方法
などがあります。
ただし、完全に解決するには既存シーリングの撤去が最も確実です。
しかし撤去作業は非常に手間がかかるため、費用も高くなります。コストとのバランスを考えた判断が必要になります。
外壁に黒い線が出ている場合の対処法
① ブリードしているシーリングを撤去する
→ 高コスト
→ 最も安心・再発リスクが低い
② ノンタックプライマーを使用する
→ 比較的低コスト
→ 効果はあるが再発の可能性あり
③ 上からシーリングを重ねる
→ シーリング費用のみ
→ 厚みで抑えられる可能性はあるが確実ではない
④ シーリングが完全に硬化・劣化している場合
→ ブリードの可能性は低い
→ ただし劣化シーリングを残すべきかという問題がある
→ 基本的には撤去推奨
ブリードは早めの判断が重要です
外壁に黒い線が出てきて
「なぜこんな汚れが?」
「塗装が失敗だったの?」
と不安に感じている方も多いと思います。
原因がブリードであれば、適切な処置で改善できる可能性があります。
外壁の黒ずみでお悩みの方は、
足立区鹿浜の株式会社セイルズまでお気軽にご相談ください。
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