外壁塗装の際にベランダの防水工事は必要か?保護トップコートだけで大丈夫?
2021.12.10
今回施工させて頂きました足立区谷在家の外壁塗装工事
こちらのベランダは既存の防水はFRP防水です。
サイディング外壁の住宅のベランダの多くはFRP防水が施工されているのではないでしょうか?

簡単にご説明するとFRP防水とはガラス繊維でできたマットを硬質プラスティック樹脂で貼った防水になります。
特徴は『固い』『丈夫』なことです。
注意ポイントは伸縮性が低いので建物の揺れには弱く破断が発生する場合があるという事です。
FRP防水の破断は割れるといったような亀裂が入りますので見た目でも確認ができると思います。
表面のグレーがすれて透明の物が見えていて雨漏りを心配されるお客様がいらっしゃいますが防水層は透明ですので、上の保護トップコートが薄くなって防水層が露出してしまったという事ですので慌てる心配はありませんが、改修時期が近いという事のサインでもあります。

外壁塗装の見積をとったときにベランダ防水の金額が安いな??と感じたことがあるお客様がいらっしゃると思います。
その詳細にはなんて書いてあるのでしょうか?
『保護トップコート』
と書いてありませんか?
もしそうだとしたら防水ではなく、防水層を保護するための保護トップコートの工事かもしれません。
防水層は大丈夫そうなので今回は保護トップコートだけを施工すればまだ大丈夫ですときちんとした説明があれば問題ありません。保護トップコートは防水層を保護し、寿命を延ばしてくれますので、防水層が大丈夫であれば保護トップコートのみの施工をすれば十分だと判断したのでしょう。
しかし、約10年後の次の改修まで防水がもつのかと言ったら営業皆さんどっちつかずの答えになってしまうと思われます。
そのはその時でやればいいという考え方も一つでしょう。
家の中を通ればベランダにも行けるし足場が無くても大丈夫!!といった考えから防水の施工をやらないといった選択も一つです。
ご予算的に少しでも安く済ませたいとお考えの上でそのような結論になった場合は問題ありません。
先ほどご説明したようにマットはガラス繊維でできており、細い糸のようなものが重なり合って形成されております。
その繊維はかなり飛散をして至る所に飛んでしまいます。
家の中を通り、防水の材料を運ぶのはまずやめた方が良いでしょう。


そうなると足場のない改修時にはウレタン防水か水性系の防水材を使用することになるでしょう。
ウレタン防水や水性系の防水材はきちんとした防水材ですので施工には全く問題ありません。
しかし今の防水の質感を気に入っているお客様の場合にはなかなか難しい問題になります。
足場がない状態での改修時に特に防水へのこだわりがない場合には外壁改修工事の際に施工を見合わせてもいいかと思いますが、絶対FRP防水がいい!!といったお客様は足場があるうちにFRP防水を施工されることをお勧めいたします。
ベランダに入るための部分的な足場の架設も必要になりますので余計な費用もかかってしまいます。
今回お客様はFRP防水の施工をご希望されましたので、外壁改修工事と併せてFRP防水での改修をさせて頂きました。


防水工事の施工時期は雨漏りが発生する前に!!というのが一番重要です。
今は大丈夫でも、これからの劣化を考え外壁改修時にはできるだけベランダの防水工事も施工しておきましょう。













